社労士試験の学習法・受験生の質問に答えます!

社労士試験

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こちらの動画を観ながら読むとより読みやすいです

 

神戸の社会保険労務士・石川です。

今回は、YouTubeの第40回記念動画ということで、社労士受験生の皆さんからTwitterで寄せられた質問6つにお答えします。

Q1.年金科目の効果的な学習法はあるか?

年金は制度が複雑でややこしいですが、問題自体は労働科目ほどひねった問題が出題されないため、ある程度理解を進めることができれば毎回安定して満点やそれに近い高得点を取ることが可能な科目です。

年金科目の攻略法

  1. それぞれの主な年金制度(基礎年金と厚生年金、それぞれの老齢・障害・遺族各年金)の各規定(支給要件・支給額・支給停止要件・支給対象者と順位・加算や加給年金の有無など)を表にまとめて整理する
  2. 労災保険法や健康保険法など類似規定がある法律との規定の違いを整理する(横断整理)
  3. 条文を読んで頭の中で支給イメージの図が浮かぶようになるまで何度も読み込みを繰り返す

私の場合は、当時使っていたテキストの表紙に表をまとめて、それぞれの違いを理解するようにしていましたし、遺族年金の学習時は労災保険法の遺族(補償)年金のページも参照して支給額や支給対象者と順位などの違いを整理するようにしていました。

加えて、特に在職老齢年金や経過的加算、それに経過的寡婦加算などでは特に、支給のイメージを頭の中で図を描いてイメージすることが重要ですが、そのためには正確に制度を理解しなければならないため、条文をとにかく読み込みました。

ぜひこの3点を意識して学習してみてください。

 

Q2.一般常識科目の効果的な学習法はあるか?

一般常識科目は毎年受験生を苦しめる最右翼とも言うべき科目ですので、この科目で足切りに遭わず突破できるかどうかが合格へのカギとなってきます。

一般常識科目の学習法

  • 法規→毎年出題される法律(労働組合法・労働契約法・国民健康保険法・社会保険労務士法・確定拠出型年金法など)を重点的に学習し、それ以外の法律は軽く学習
  • 白書統計→労働経済白書や厚生労働白書と基幹統計は1度すべて読み、学校や市販の白書統計まとめテキストで特徴的な数値と傾向をすべて覚える
  • 社会保険制度と労務管理→さらっと学習、深入りは禁物

一般常識科目は出題範囲と出題数のバランスが最も効率的でない科目であるため、一般常識科目の学習は頻出法規とそれ以外の法規、白書統計、社会保険制度と労務管理でメリハリをつけて学習する必要があると思います。

私が考えるベストな学習バランスは、全体が10だとしたら、頻出法規が5、それ以外の法規が2、白書統計が2、社会保険制度と労務管理が1という感じです。

白書統計はとにかく数値と傾向を頭に叩き込むことが大切です。

さまざまな統計の数値と傾向を掴み、問題もある程度解いていると、不思議な話ですが、第六感というか、全然知らない統計が出題されても、「これは正解っぽいな」「これはおかしい、たぶん間違い」というのがなんとなくわかるようになります。

 

Q3.テキストにも載っていないマニアックな過去問の復習法はどうすればいいか?

マニアックな論点は深入り禁物なので、解答を読んで「ふ~ん、そうなんだ」くらいで良いと思います。

ですが、社労士試験は過去問の焼き直しも頻繁に出題されるため、同様の問題が出題された際に間違えないよう、念のためネットなどで調べて軽く復習しておきましょう。

 

Q4.届出までの日数や支給額などの数字の良い覚え方はあるか?

私は語呂合わせを作って覚えました。

多少日本語として成立してなくてもいいので、自分で語呂合わせを作ってしょっちゅう呪文のように唱えて覚えていました。

たとえば、健康保険法・高額療養費の自己負担限度額は、

「双子のフロント(252,600)色気無し(167,400)ハワイ(80,100)で営む(57,600)サンゴ礁(35,400)・・・」

と覚えていました。

 

Q5.模試の受験回数はどのくらいがベストか?

模試は、

  • 本試験に似た雰囲気を味わえる
  • 解答時間配分の練習
  • 資格学校講師が作成した最新の予想問題を解ける

という理由から、最低2回くらいは受験したいところですが、それ以上受けるかどうかは学習進捗度と既に受験した模試の点数で決めるべきだと思います。

模試の択一式試験で安定的に55点以上をとれるなら5~6回、もしくはそれ以上挑戦しても良いでしょうし、50点台前半なら3~4回程度というところでしょうか。

1回でも40点台以下に留まってしまうことがあれば、それは学習にムラがある証拠なので、模試の受験よりもテキストの学習を優先させましょう。

 

Q6.実務経験がある受験生の試験対策はどうすればいいか?

社労士試験は、まったく実務経験がない人よりも、実務経験がある人のほうが合格するのは難しい試験かもしれません。

というのも、私も実務経験がある組だったのでわかるのですが、社労士の世界には、試験の出題内容(法規定)と実務との乖離というのは若干あるため、なまじ実務経験があるほうが実務での内容そのままに解答して不正解というケースは結構あると思います。

ですので、実務経験がある方は、テキストを開いた際に「この内容は実務でよくやっているのでいいや」と飛ばすのではなく、実務の先入観を捨ててイチからきちんとテキストを読み込み丁寧に学習することが大切だと思います。

 

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