こんな社会保険労務士(社労士)事務所には就職・転職するな! part 2

社会保険労務士

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こちらの動画を観ながら読むとより読みやすいです

 

神戸の社会保険労務士・石川です。

今回は、「こんな社会保険労務士(社労士)事務所は就職・転職するな!」の第2弾です。

※第1弾はコチラ

第1弾に引き続き、「こんな社労士事務所へ行くのはヤメテオケ!」なポイントを5つご紹介します。

面接でプライバシーに関する質問をする事務所

面接の際、仕事に関係のない、個人のプライバシーに関する質問は、差別や人権侵害に繋がるおそれが高いため、してはいけません。

たとえば、以下のような質問が考えられます。

NG質問例

  • ご生まれはどちらですか?
  • ご両親と同居されているのですか?
  • お父様(お母様)はどのようなお仕事をされているのですか?
  • 兄弟はいますか?また長子(末っ子)ですか?
  • ご実家はどの宗派ですか?
  • 支持政党はありますか?
  • どの新聞や雑誌を購読していますか?
  • 好きな本は何ですか?
  • 尊敬する人物は誰ですか?
  • 〇〇法(たとえば憲法9条や消費税法など)の改正議論に関してどう思いますか?
  • 労働組合への加入歴はありますか?
  • これまでに大きな病気をしたことはありますか?

日頃、顧問先に対して、求職者のプライバシー保護の観点だけでなく、SNSで拡散されるなどのレピュテーションリスク(風評リスク)の観点から、面接時にこのような質問をしてはならないと助言・指導しなければならない立場の社労士が、自らこのような質問をしてしまうのは言語道断です。

これは社労士事務所に限らずですが、もし面接時にこのような質問を受けた場合は、ハラスメントに関する意識が軽薄だったりその他のリスクマネジメントも不十分である可能性が高いため、その会社に就職すべきではありませんし、社労士事務所ならなおさらです。

第1弾でも触れたように私はブラック事務所出身なのですが、思い返せば面接時に出生地や家族構成に関する質問を受けたような気がします。

人のことを腐すのは良くないことですが、たしかにその事務所では職員に対する所長の何気ない発言がハラスメントとなって職員が気を害し、結果的に職員がすぐ辞めることが多かったと思います。

 

前時代的な不文律がある事務所

残念ながら、現在の社労士事務所にも、他業種における一部の企業同様、このような前時代的な不文律や風習が残っている事務所があります。

一部の社労士事務所に残る悪しき不文律の例

  1. 若手は始業時間の〇〇分前に出社(始業時間までは無給)
  2. 始業時間前に無給の朝礼・清掃・会議がある
  3. 休憩時間に電話番をしなければならない
  4. 実質的に有給休暇がとれない
  5. 助成金や障害年金が不支給・減額された場合に賠償
  6. 遅くまで残業をする者が評価される

1~4は労働基準法に違反している可能性が高く、5は故意や重大な過失によるものでなく、それが業務を行っていれば通常起こりうるような些細な過失によるものである場合は、使用者が従業員に対する賠償請求をすることは難しいです。

6に至っては、同じ仕事量なら残業しなければ片付けられないのと、定時で片付けられるのとならどちらが会社の生産性に貢献しているか明白なのに、昭和的な発想が未だに残っている残念な風潮です。

このような前近代的な不文律や風潮が残っている事務所は、職場環境が悪いだけでなく、顧問先における日々のコンサルティングも時代錯誤である可能性が高いので就職しないほうが良いでしょう。

 

ICTに疎い事務所

今やクラウド労務管理ツールやソフトウェアなど多くのICTにより、無料もしくは安価で日々の労務管理が効率化できるようになりました。

社労士としてもこれらの労務管理ツールを上手に活用して、顧問先と自所の業務を効率化させていきたいものです。

にもかかわらず、これらのツールに疎い社労士や、なかには逆に敵視してしまうような社労士もいるほどです。

このようは社労士が営む事務所は、自所の業務に無駄が多いばかりか、顧問先のバックオフィス業務効率化も提案できない可能性が高く、これだと、職員にとっても顧問先にとってもいい事務所とは言えませんので、このような事務所へ就職するのはやめておいた方がいいと思います。

ICTに疎い事務所かどうかを見極めるには、面接で質問すれば良いでしょう。

たとえば、「貴所は顧問先企業にどのクラウド労務管理ツールを勧めていますか?またその理由も併せてご教示ください」などです。

 

懲戒や会員権停止処分を受けた事務所

これは論外、要は悪いことをした事務所です。

懲戒は厚生労働大臣から、会員権停止処分は社労士会から受けます。

要因はいろいろありますが、懲戒は助成金の不正受給など社労士の信用失墜行為、会員権停止処分は助成金の不正受給などの信用失墜行為に加え、会費の滞納などがあります。

このような悪さをするような社労士には就職しないのが無難でしょう。

理由は言わずともがなだと思います。

懲戒処分を受けた社労士は厚生労働省のホームページに、会員権停止処分を受けた社労士は各社労士会のホームページに載っています。

それぞれの処分を受けた社労士の氏名は、Googleで「社会保険労務士 懲戒」「〇〇(都道府県名) 社会保険労務士 処分」と入力し検索すれば簡単に見つけることができます。

 

所内暴力やハラスメントのある事務所

顧問先に適切な労務環境を整備していくことが指名の社労士が暴力やハラスメントを行うなんてもってのほかです。

見出しに「暴力」と挙げていますが、「暴力なんて今時さすがに無いでしょう・・・」と思うのが普通だと思います。

ですが、残念ながら、私が独立前にいた事務所ではありました。

私が暴力を受けたわけではないんですが、私がその事務所に入所して1週間と経たなかった頃でしょうか・・・私の同僚が所長に殴られるのを見ました。

そのような最低の事務所もごく稀ですが存在するので気をつけなければなりません。

 

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