神戸の社会保険労務士・石川です。
今回は今年1年のYouTube活動をブログ(全3回)で振り返る記事の最終回、その③「良かったこと編」です(その①はコチラ・その②はコチラ)。
その②「苦労編」で述べたとおり、YouTube活動には苦労もありますが、良かったことがたくさんあります。
むしろ今の私にとっては、良かったことの方が多いように思います。
最終回の今回はそんな「良かったこと」を振り返ります。
話題になる
やはりYouTubeを始めると、お客様やビジネスパートナーの他士業さんとの会話で話題になります。
お客様も他士業さんも、YouTubeに関心を持っている方は多いので、YouTubeに関する話は興味を持って聞いてくださいます。
おかげで雑談のネタには事欠かなくなりました。
特定の分野における知見を発信できる
YouTubeはブログに比べてインパクトが強いので、ある分野に関する動画を出せば、その分野に関して「石川は良く知っている」というイメージを持っていただけ、それがお仕事の紹介に繋がるようになりました。
話し方・営業トークが変わった
YouTubeで「わかりやすく説明すること」に注意して話をする習慣を身につけると、お客様とのトークでも難しい法律の解釈などをわかりやすく説明することができるようになり、お客様からの信頼度が上がります。
お問い合わせやお客様が増えた
おかげさまでYouTubeをご覧になった企業様からお問い合わせをいただくようになり、顧問先企業も増えました。
情報発信という意味では、ブログその他のツールも同じですが、YouTubeがブログなどと決定的に違う点は、情報発信者がどのような「見た目」「話し方」なのかも伝えることができる点だと思います。
ブログは少なくとも現状ではSEO上YouTubeよりも優れていますが、情報の受け手は情報発信者が考えていることはわかっても、どのような人間なのかわからないという欠点があります。
一方、YouTubeでは、情報発信者が画面に映っており、情報の受け手は情報発信者の話し方、身振り手振りまでわかるため、どのような人間なのかイメージしやすいのではないでしょうか。
弊所HPから直接お問い合わせいただき、今では顧問先になっていただいているある企業様との初回面談時に、「先生のYouTubeを観て、この人なら相談しやすそうと思い連絡しました」と言われたときは、YouTubeをやっていて良かったと心底思いました。
仕事の幅が増えた
最近は社労士業務に加えて、顧問先企業に対する「YouTubeやSNSを活用した広報と採用のアドバイス」も行うようになりました。
実際にこの業務を始めてみて思ったのは、企業として知名度の向上・事業の拡大を目的として、YouTubeなどに興味を持っている企業が非常に多いということでした。
その点で、他の社労士事務所と大きく差別化できるようになったのは大きなプラスになりました。
仲間が増えた
正直、私としては、これが一番嬉しいです。
YouTube活動をすることにより、少しは知名度が上がり、さまざまな士業仲間と知り合えるようになりました。
おそらくYouTubeをやっていたか否かで、知り合えた士業仲間の数が大きく違っていたのではと思います。
番外編:2020年のYouTube方針
来年、2020年は、現状のような「労働」「社会保険」「開業」「社労士試験」を中心とした動画配信に加えて、他士業さんとのコラボ動画をどんどん出していきたいと考えています。
ただ、他の士業YouTuberさんと違うのは、同種の士業さんでも複数の方々とコラボしていきたいと思っていることです。
というのも、同種の士業さんでも、やっている業務やバックグラウンドは異なることが多いからです。
たとえば社労士でも、私のような法人コンサルティング中心の開業社労士だけでなく、
- 障害年金やあっせんなど個人向け業務中心
- 勤務社労士
- ダブルライセンスで活躍する社労士
などいろいろいますし、税理士では、
- クラウド会計に強い税理士
- 税理士法人の代表社員
- 相続業務に強い税理士
など、行政書士でも、
- 建設業許可中心の行政書士
- 風俗営業許可に強い行政書士
- 保育関連業務に強い行政書士
- ビザ申請に強い行政書士
などカテゴリは無数にあると思います。
2020年内に上で挙げたすべての士業さんとコラボするのは難しいと思いますが、少しずつコラボも始めて、チャンネルの裾野を広げていきたいと考えています。
全3回にわたる「私の2019年YouTube振り返り」はこのような感じでした。
振り返ると、今のところはYouTubeをやって良かったことが多かったと思います。
このたびは全3回にわたる記事をお読みいただきありがとうございました。
2020年も社労士いしかわYouTubeチャンネルをよろしくお願いいたします!!
その①「数値編」記事はこちら
その②「苦労編」記事はこちら
コメント