神戸の社会保険労務士・石川です。
今回は今年1年のYouTube活動をブログ(全3回)で振り返る記事のその②「苦労編」です(その①はコチラ)。
YouTube活動は良いことばかりではありません。
本記事ではYouTubeをやってみて実際に遭遇した苦労をお話しします。
世間のニーズがわからない
正直、動画が伸びるか伸びないかの予想がまったくと言っていいほど当たりません。
たとえば、その①「数値編」でも簡単にお話しした、ウチのチャンネル(全28本)総再生時間の58.8%を占める動画「【派遣会社の社長必見!】2020.4労働者派遣法改正 派遣会社は派遣先均等・均衡方式と労使協定方式どちらを選ぶべき?(同一労働同一賃金)」。
正直、テーマがニッチで、ターゲットが派遣会社の関係者に限られるため、公開当初は絶対伸びないと思っていました。
それが蓋を開けてみたら再生回数16,000回超え。
ウチのチャンネルで再生回数・総再生時間ともにダントツの1位です。
一方でこの動画。
社会全体で採用難といわれる昨今、「採用」「求人」「無料でできる」というキーワードは絶対にウケると思い、内容も充実させ、満を持して公開したものの、再生回数は全く伸びず(100回台)大コケとなりました。
こんなことは毎回のことで、半分遊び感覚で作った動画が意外と伸びたり、意気込んでつくった動画が全然伸びなかったりということだらけで、まったく予想が当たりません。
予想が趣味のボートレース並みに当たらなさすぎて、自分にはマーケティングの才能が無いんじゃないかと毎度泣きそうになります。
なので、最近は「どうせ予想は当たらないんだから」とあまり深く考えず、思いついたテーマを自由に公開しています。
編集時間が長時間化
YouTubeを始めた当初(6月)は、動画編集ソフトもYouTubeも使い方がよくわからず、1本の動画を公開するのに何日もかかっていました。
それが、8~9月頃になるとコツを覚えてきて、時間をかなり短縮できるようになりました(他のYouTuberさんに比べて編集が多いため、それでも他のYouTuberさんよりはかなり時間がかかっているほうだと思います)。
※どのくらいかかっていたかはこちらの動画の4:36~をご覧ください。
それが最近、動画編集ソフトの機能がわかってくると、「この機能を使ったほうが良いのでは?」「いやこっちの機能のほうが・・・」などと凝りだすようになり、また1本の動画を出すのに何日もかかるようになってしまいました(その割に大したレベルではありません)・・・
※凝った割に大したレベルではない最新動画↓↓↓
本業の社労士業との両立を維持できるよう、凝るのもそこそこにしないといけません。
体調を崩し・・・太り・・・
前述しましたが、YouTubeの編集は時間がかかります。
ですので、9月頃までは動画配信のペースが早かったため、ほぼ徹夜で動画を編集したり、深夜1:30まで編集したあと近所のバーに飲みに行ったり・・・というメチャクチャな時間配分で作業を進めていました。
その結果、帯状疱疹を発症してダウンするわ、体重が増加するわで体もメチャクチャになってしまいました。
これにはさすがに反省し、最近は動画配信ペースを落とし、生活リズムを守って活動しています。
コメントいろいろ
YouTubeをやっていると、さまざまなコメントをいただきます。
「わかりやすい」など高評価のコメントは当然嬉しいですし、「もっとこうしたほうがいい」というご指摘・ご意見のコメントも非常にありがたいのですが、たま~~~~~~~に、中傷コメントもあります。
詳細は割愛しますが、誰かを攻撃することで日常生活のストレスを吐き出したいのだろうな・・・ストレスが溜まっているんだなあ・・・と逆に心配します。
とはいえ、このような中傷コメントはごく稀で、多くはは高評価コメントをいただけているので、非常にありがたい限りです。
あ、ちなみに、中傷コメントは見つけしだいYouTube運営へ即通報し、削除し、ブロックしています、てへぺろ☆(・ω<)
あと、中傷コメントよりは多少高い頻度でくるのが、こちらではどうしようもない内容のコメント。
これは労働という分野を取り扱い、実務的な内容を発信する社労士のYouTuberならではのことなのではないかと思っています。
たとえばこれらのようなコメント(一部内容を変えています)です。
- 「私の勤務先が労働基準法違反をしています。取り締まってください」(ちなみにこのコメントには「労基署へご相談ください」と返信したら、その方が「この会社です」とその企業の住所と社名を公開されたので、その企業の名誉とプライバシーを考慮して最初のコメントごと削除させていただきました)
- 「この法律はおかしい!」(一介の社労士である私にはどうしようもない)
- 「富を搾取する悪徳経営者共を追放せよ!」(これも一介の社労士である私にはどうしようもない)
- その他政治思想的なコメント(労働は政治思想とも密接に関係するから仕方ないのかな・・・と思いつつ、ウチのチャンネルに政治思想的な話は持ち込みたくないので削除)
このようなコメントは嫌な気分にこそならないのですが、いい気分にはなりません。
ウチの動画はあまり難しいことを考えず、お酒を飲みながら気楽にご覧いただけると嬉しいです。
YouTube振り返りは、最後のその③「良かったこと編」に続きます(記事はこちら)
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