自社の首を絞めることも??助成金の怖~い話

助成金

↑↑↑

こちらの動画を観ながら読むとより理解しやすいです

 

神戸の社会保険労務士・石川です。

今回は助成金についてお話します。

貴社では、助成金コンサルタントを名乗る業者や社会保険労務士などから、助成金に関するセールスのDMやFAXが届いたことはありませんか?

これらのDMやFAXのなかには、「費用負担ゼロ・手軽に最大〇〇万円受給可能!!」などど書かれており、あたかも、

  • 手軽な手続きであっという間にお金がもらえる
  • 企業規模拡大の資金調達が可能

と思わせるようなものも少なくありません。

私は、業務の一環として助成金も手掛ける社会保険労務士として、今回の記事で、これらはほとんど嘘だということをお話したいと思います。

しかも、うかつに手を出してしまうとトラブルの素や自社の首を絞めてしまう事態に繋がる可能性があります。

ぜひこの記事をお読みいただき、助成金に関する現実の理解を深めていただきたいと思います。

助成金支給申請の現実

そもそも社会保険労務士以外が助成金申請を作成代行するのは違法

そもそも、社会保険労務士以外が助成金申請を作成代行するのは違法です。

巷には助成金コンサルタントを名乗る業者がいますが、これらは違法業者ですので、これらの業者に依頼するはやめましょう。

 

助成金手続は手軽ではない

助成金の種類によりますが、助成金の支給にあたってはかなりの量の書類を作成する必要があります。

申請書類を外部委託する場合でも、用紙記入のために膨大なデータを提供する必要があります。

助成金支給申請は手軽なんかではありません。

 

実際に助成金を受給するには期間を要する

これも助成金の種類によりますが、助成金は支給申請期間が数ヶ月後や1年後だったり、また審査にも半年程度を要するため、決してすぐに受給できるものではありません。

たとえば、助成金のなかで代表的なキャリアアップ助成金正社員化コースの場合、非正規雇用としての期間が6ヶ月以上、正社員転換後の期間がおよそ6ヶ月、支給申請作業に1~2ヶ月、審査に6ヶ月程度を要するため、まっさらな状態から手続しようとすると、実際に受給できるのはおよそ1年半後です。

したがって、ちょっとした資金調達に使えるツールではありません。

 

助成金はあくまで企業拡大に伴う費用負担の足しに

助成金を受給するためには数多くの要件をクリアする必要があり、そのためにはさまざななコスト増加が発生します。

たとえば、キャリアアップ助成金正社員化コースの場合では、正社員化に伴って給与を5%以上UPさせる必要がありますし、その他にも社会保険料負担などがかかってしまいます。

助成金は、適正な労務管理のなかで企業が成長し、規模を拡大していく過程で増加する費用負担の足しにするためのものです。

目先の金額だけに目がくらんでうかつに手を出すと、あとで自社の首を絞めてしまう事態に繋がるおそれがあります。

 

助成金のセールスを受ける際、また助成金の支給申請代行を検討される場合には、制度概要や支給金額といった綺麗事だけでなく、上記の点についてもきちんと説明できる社会保険労務士に委託しましょう。

 

YouTube Videos

関連記事

この記事へのコメントはありません。

YouTube Channel

Blog Categories