社労士いしかわです。
今回は私がどうしてもしたくないことについてお話しします。
これは今後の仕事についても重要なことだと思うので、このブログ、このホームページでもお話ししておかないといけないことだと思いますしね。
ゴルフが嫌い
私がどうしてもしたくないこと、それはゴルフです。
本業の社労士業務に関しては労務コンサルティング・労使トラブル・就業規則・給与計算・中小企業経営者や一人親方の労災特別加入・派遣業許可・ユースエール認定手続・助成金など比較的オールマイティに対応し(障害年金以外はすべてするスタンス)、本業以外でもYouTubeなどなんでもやってみようというタイプですので、NGが少ないタイプではあるのですが、仕事・プライベート含めゴルフだけがどうしても嫌なのです。
ゴルフの経験はかつて仕事の付き合いやプライベートで何度かあります。
20代の頃、ゴルフ好きな人々(サラリーマン時代の同僚・友人・かつて交際していた女性など)からは、
- 仕事上ゴルフは必要
- ゴルフは1日の長い時間取引先と一緒にいることができるのですぐに仲良くなれる
- 朝早くから体を動かせるので健康にいい
- 大自然の中で体を動かすと気持ちがいい
- それになんといってもゴルフは楽しい
- だからお前もゴルフをすべきだ
とことあるごとに言われました。
当時の私は「そうなのか!じゃあゴルフをしなければ!」とゴルフをしてみましたが、これがちっとも楽しくない。
スコア云々の問題ではなく、面白さがまったく見出だせないのです。
スクールにも通い、レッスンプロの先生から「石川君センスあるね。スイングがかなり上達してきたよ」と褒められても元々のモチベーションがないからなにも嬉しくない。
根本的に興味がないのだと思います。
ゴルフ好きの方々がゴルフを勧める言い分に対する私見
ゴルフを勧めてきた先述の方々の言い分に対して私見を述べさせていただくと、
- 仕事上ゴルフは必要
→ゴルフがなくても仕事はとれるし、ゴルフをしないととれない仕事ならわざわざとりにいかない
- ゴルフは1日の長い時間取引先と一緒にいることができるのですぐに仲良くなれる
→日々の面談でも自分しだいで濃密な時間は作れるし、別にゴルフ以外にも方法はいくらでもある
- 朝早くから体を動かせるので健康にいい
→平日は一生懸命仕事しているんだから休日の朝くらいゆっくり寝させてほしい
- 大自然の中で体を動かすと気持ちがいい
→伐採された森林と薬品まみれの芝生で何が大自然なんだ
- それになんといってもゴルフは楽しい
→私はお客さんに対して何をしてあげられるかを考えたり、Twitterをしたりしているほうがよっぽど楽しい
- だからお前もゴルフをすべきだ
→だから私はゴルフをしたくない
と言いたいのです。
自営士業としてのスタンスと顧客との関係性
社会保険労務士として開業し自営業となった現在は仕事をある程度自分で差配できるので、仕事の付き合い上ゴルフをどうしてもしなければならない状況からは解放されています。
現在の顧問先企業の経営者様は皆さんゴルフをされないですし、ゴルフを一切しないという私のスタンスもご理解くださっています。
これは非常にありがたいことです。
仕事上かプライベートか、お客様か友人かに限らず、人と永いお付き合いをしていくなかで、「何ができるか」「何をしたいか」だけではなく、「何ができないか」「何をしたくないか」を包み隠さず相手に伝え、コンセンサスをとっておくことは非常に大切なことだと思います。
これらをはっきりさせておくことで、相手は自分に対して「何を任せられるか」を鮮明にすることができ、また、すべてを伝える自分に対して相手は「胸襟を開いて接してくれている」と感じ、好意を抱いてくれやすくなります。
やりたくないことをして無理やりつくるビジネス関係よりも、共通のやりたいことをきっかけに繋がるビジネス関係のほうが、無理なく永続できると思います。
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